日本では、賃貸アパートや賃貸マンションで暮らし人が少なくありません。
賃貸物件を借りて退去する場合、原状回復が必要になります。
原状回復とは、物件を借りた時の状態に戻すことです。
部屋の状態によっては、大がかりなリフォームを行うケースもあります。
床が老朽化している場合は、床の張り替えを行います。
フローリング床が老朽化した場合、フローリング床の張り替えを業者に依頼しますが、フローリングの費用は、床材、面積、工法、補修によって異なります。
フローリングの床材には、様々な種類があります。合板フローリングは、合板と天然木の板を貼り合わせたもので、短期間の工期で済みます。
価格が安く、バリエーションが豊富なのが魅力です。
無垢材を使ったフローリングは、天然木を使っており、断熱効果や調湿効果が期待できます。
表面が傷ついた場合には、塗装したり削ることできれいになります。
ただ、合板よりも価格は高めで、収縮によって隙間ができやすいです。
クッションフロアは、塩化ビニールが主な原料の床材で、デザインが豊富です。
フローリングよりも価格が安く、防水性や遮音性に優れており、汚れが付きにくいです。
ただ、熱に弱く、物を置いた跡が付きやすいです。
フローリングを張り替える場合、まず下地の状態をチェックします。
もし、下地に腐食があったり、ひどく傷んでいた場合は、下地の補修費用もかかります。
下地が傷んでいる状態で張り替えをすると、後で不具合が出ることもあるので、業者にしっかりと点検してもらうことが大事です。